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土生米(どじょうまい)お米情報

土生米(どじょうまい)とは

どじょう昔はJAみねのぶ管内でもたくさん見られたどじょうですが、近年はどじょうが生息しにくいほ場環境に変化してきているため、見かけることは少なくなりました。

そこで、生産者自らが水田にどじょうを放流し、どじょうが生息できる安心・安全な栽培環境で作られたお米であることを消費者の皆さんに知ってもらいたいという思いから、お米の生産と生物多様性保全の両立を目指し、栽培を始めました。

「土生米(どじょうまい)」という名称には、生き物の「どじょう」の意味に加え、どじょうが生きていける健全な土で育ったお米である、という意味も込められています。

土生米は平成24年から栽培を始め、平成25年からはコープさっぽろ様で販売が行なわれています。

生産要領

  • 対象品種は「ふっくりんこ」
  • どじょうを放流すること(500g/10a)
  • 粒選別機の網目は1.9mm
  • 玄米水分14.5〜15.0%
  • 精米タンパク含有量は最大7.1%とし、平均6.9%以下を目標とする。
    ※但し、天候等の自然要因により高タンパク傾向な場合、食味試験を実施し食味に問題がないと判断
     したときに限り、精米タンパク含有量は最大7.9%とし、平均7.2%以下を目標とする。
  • 薬剤使用の厳守(慣行比1/2以下)
  • 障害(生育過剰、生育遅延、不稔、倒伏、病害虫等)の発生した稲は除外


「土生米(どじょうまい)」トピックス

「ドジョウ」99キロ引渡し水田へ放流 安全・安心な米作りに取り組む

6月21日、当JAの「米づくりを考える会」は目黒泰行さんの圃場でドジョウの放流会を行いました。
同日は、コープさっぽろ宅配事業部1名、ホクレン道央支店パールライス販売2課2名をお招きして行われ、同会の会員8人が参加しました。
「米づくりを考える会」では、安全・安心な環境で栽培された「ふっくりんこ」の「土生米」の生産に取り組んでいます。「土生米」はYES!cleanに登録された減農薬米で、環境の変化や農薬の使用により生息できなくなったドジョウが、産卵しふ化できる環境作りを目指して今年で10年目になります。
今年は99キロのドジョウを用意し、10アール当たり300グラムのドジョウを放流。本年の土生米の作付面積は32ヘクタールで、昨年より2.5ヘクタール増加しています。
同会の鈴木孝典会長は「消費者と関わることが少ない中で、こうした交流会を開催できてうれしく思う。今後も作付面積を増やし多くの消費者へ届けたい」と話しました。

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